ゾーンに入るための習慣とコミュニケーション術とは!?
こんにちは!rio@メンタルトレーナーです!
~自己紹介~
☆山形出身
☆バスケ歴 11年
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今回は、フローとゾーン入るための毎日の習慣とゾーンに入るためのコミュニケーション術についてお話します。
1.ゾーンに入るための4つの習慣
ここまで、1⃣では、ゾーンに入るための7つの方法と、2⃣で、脳のメカニズムについて説明してきましたが、ゾーンに入るためには、今までと違う脳の使い方が必要になるため、いきなりゾーンに入るための魔法のようなテクニックがあるわけではありません。外国語を学ぶときのように、日々の練習によって少しずつ考え方や行動の習慣を変えていく必要があります。
1⃣
①集中できる言葉を選ぶ
言葉は、心の状態に大きく影響していて、普段、口にしている言葉が脳へのインプットとなり、心の状態を決定していきます。
その場の状況や他人の言葉などに支配されて、不平・不満・グチ・言い訳などを口にしているとフロー状態に入ることはできません。
これらのマイナスな発言をしているときは、自分で自分の心を決めているのではなくて、外部の出来事に反応しているだけの状態です。
つまり、意識が外に向いているので集中することはできないのです。
「自分の心は自分で決める」という選択をし、外部がどんな状況であっても意識を内側に向けるためには、集中できる言葉を使う必要があります。
どんな言葉が自分をフローに導くのかは、人や状況によって違ってきます。
あなたが、フローを感じられる言葉を紙に書き出してみましょう。
フローワードは、「ツイてる」「うまくいく」「ありがとう」など、自分が、ワクワク、楽しく、嬉しくなるような言葉です。
また、今を選択するために、常に「今」という言葉を使うことで、心をフロー化するのも良い方法です。
②集中できる表情、態度、ボディーランゲージを選択する
言葉と同様に、普段している表情・態度・ボディランゲージも、フローに入るために重要です。
多くの人は、外部の影響を受けて、状況や出来事に対して意味づけをし、それをそのまま表情や態度・姿勢・仕草などに出してしまいます。
嫌なことがあったときには、暗い表情になったり、ため息をついたり、イライラした態度をとったりします。
しかし、外部に反応している状態では、フローにも、ゾーンにも入れないので、普段から、常に集中できる表情や態度をとる必要があるのです。
穏やかな表情や自信のある態度、堂々とした姿勢などが、フローな状態を脳に思い起こさせます。
そして、心をフローへと導いてくれます。
③ゾーンに近づくための呼吸法
呼吸とフローの度合いには、関連があると言われていて、ゆっくりとした深い呼吸をすることで、セロトニンという、精神を安定させて幸せな気分にしてくれる脳内物質が分泌され、フロー状態へと入りやすくなります。
フロー状態とは、緊張した状態だけではなく、リラックスした状態も含まれます。
リラックスしているときは、周囲の状況や過去の記憶などにとらわれずに、意識が心の内側に向きやすいからです。
「腹式呼吸」
⑴鼻からゆっくり息を吸い込み、おへその下に空気を貯めていくイメージでお腹を膨らませます。
⑵お腹をへこましながら、口からゆっくり、吸うときの倍くらいの時間をかけて、息を吐き出します。
回数は1日5回くらいから始め、慣れたら約10~20回行います。
④ウォッシュアウト思考
自分で変えられないものは、心の中まで持込まないという思考習慣を、ウォッシュアウト(洗い流す)思考と言います。
毎日の生活の中で、「揺らぎ」や「とらわれ」の原因になり得る出来事は、たくさん起こりますが、それらにいちいち意味付けをして、反応をしていては、いつまでたってもフローやゾーンの状態には入れません。
出来事自体を変えることはできませんが、それらを心の中まで持ち込まずに、洗い流すという選択をすることで、心の状態を守り、フロー化することができます。
この思考を習慣化することで、いつでも集中した状態を維持することができるようになります。
2.ゾーンに入るためのコミュニケーション術
ここまでは、自分自身でフロー状態を作り出す方法を考えてきましたが、フローやゾーンに入るためには、他人とコミュニケーションを取る際の心の持ち方・考え方も大切です。
ゾーンに入るためのコミュニケーション術について解説します。
①相手が与える心がフローに導く
人は誰かに何かを与えることで、相手が喜んでくれた分、自分も嬉しくなるという性質があります。
つまり、人に与えた分だけ自分の心がフローの状態になるということです。
与えるものは、金品でなくても優しい言葉や挨拶、笑顔、ちょっとした親切、気配りなど、相手が喜ぶことなら何でも良いのです。
大切なのは、相手に与える理由を考える必要はないということです。
ただ、自分にフロー化が起きることが目的だからです。
だから、相手にお礼を言ってもらえるとか見返りをもらえるなど期待する必要もありません。
一流のスポーツ選手は、ライバルのプレーさえも、「応援する」と言います。
それは、応援した方が、嫉妬をするよりも自分をフローの状態にすることを知っているからです。
②感謝する言葉がゾーンに近づける
人に感謝する心は、相手にエネルギーを与え、その分、自分のこともフロー状態に導きます。
感謝する理由を相手に探す必要はなく、「何かしてもらったから」「何かしてもらいたいから」感謝するというのは、すでに、外部の要因に影響されている状態なので、フローとは逆の思考です。
一流のスポーツ選手は、ただ、自分のために、感謝をするだけで、高いパフォーマンスがもたらされる可能性が高くなることを知っています。
常に「ありがとう」という気持ちをもって、コミュニケーションするだけで、相手も自分もフローに入り、ゾーンに近づくことができます。
3.まとめ
今回の4つ習慣とゾーンに入るためのコミュニケーション術を生活に取り入れて、ぜひ、実践してみてください!
毎日、繰り返しフローの回路を強化することで、集中できる時間も頻度もどんどん増えていきます。
そして、あなたにもゾーンが訪れて、最高のパフォーマンスを体験するときがくることを信じています!
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