ゾーンに入る3つの手順
こんにちは!rio@メンタルトレーナーです!
~自己紹介~
☆山形出身
☆バスケ歴 11年
☆大学で現役活躍中!!
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あなたはゾーンに入った経験はありますか?
簡単に言うと、極限の集中状態のことです。
~ゾーンの特徴~
・相手の動きがスローに見える
・身体が勝手に動く
・疲れを感じない
・自分の力を最大限に発揮できる
などの「無敵状態」です。
ゾーンへの入り方は、バスケに対する楽しいや勝ちたいという前向きな気持ちと日頃の練習による自信、緊張とリラックスのフロー状態によるものです。
試合では、
「緊張して胃が痛くなり、体が固まってミスをしてしまう。」
「試合でパフォーマンスを発揮できない。」
という方は必見です!!!
今回は、ゾーンの仕組みとゾーンの入り方についてお伝えします。
- 1.ゾーンの入り方
- 2.ゾーンのメリット・デメリット
- 3.ゾーンの仕組み
- 4.ゾーンの入り方
- ①成功イメージを持つ
- ②緊張とリラックスの状態
- ③挑戦にだけ燃える
- 5.ゾーンに入るトリガー(きっかけ)
- 6.まとめ
1.ゾーンの入り方
結論から言うと、ゾーンの入り方は3つあります。
①成功イメージを持っている
②緊張とリラックスの状態
③挑戦にだけ燃える
試合に勝つイメージを持つ。 具体的な場面、自分の役割、自分がエースで活躍してる場面を想像します。
緊張、安心を繰り返すと、フロー状態になり、そこにピンチが訪れて、チャレンジ精神が増す、ふとした瞬間・・・一気に力が抜けた時にゾーンに入ります。
次からは具体的な方法をお話します。
誰でもできるようになります。
その前に、ゾーンのメリット・デメリット、ゾーンの仕組みについて解説します。
2.ゾーンのメリット・デメリット
〇メリット
・自分以外の動きが読める
・頭で考える前に自然に身体が動く
・疲れ、体力の消耗を感じない
ゾーンに入ることで、自分の理想が現実になります。
つまり、成功するように、
「普通ではありえない動き」「特別な状態」を繰り返して頭で考える前に自然にできるのです。
〇デメリット
・コーチの話が耳に入らない
・体力の消耗が激しい
・自分の記憶に残らない
人の声が耳に入らず、チームの戦略が実行できなくなることもあります。
また、漫画でもあるように、善力のパフォーマンスは体力の消耗が激しく、長時間できないのが特徴で最高の結果を残しても、振り返ってみたら「記憶」に残っていないことがあります。
自分の横にもう一人の自分がいて、プレーをしているのを客観的に見ている感じなんです。
それでいて、すべてをスローに感じる。
時間だけがゆっくり流れるんですよね・・・
本当に自分だったのかと疑う人もいます。
3.ゾーンの仕組み
フロー状態から、ゾーンに入ります。
ステップ1➡ステップ2
■ステップ1
イメージは、ゾーンの前の扉に立つ。
フロー状態といいます。
緊張、リラックスを繰り返して、没頭している状態になります。
⇓
■ステップ2
イメージは、ゾーンの扉を開けて中に入る。
「極限集中状態」といいます。
「極限集中状態」とは、とても強烈な幸福感を感じ、自己意識が失われ、世界との分離感や距離感が消失し、世界と一体であると感じることです。
こんなことを書くと超心理学的だと思いますよね。
自分の意識が自分が同一視している身体の範囲を超えていくことなのです。
4.ゾーンの入り方
①成功イメージを持つ
成功イメージを強く持っている必要があります。
具体的に、この試合でエースとして活躍する。
・誰にも留めれないドライブで逆転している。
・勝負を決める3Pを決めている。
・試合のフリースローを100%決めている。
試合の場面をストーリーにしているのです。
アスリート現場では、よく耳にする
・野球で打率5割を超えるバッター
・バレーで連続ポイントを重ねるアタッカー
・サッカーのPKで連続セーブするキーパー
・100メートルを9秒で走るウサインボルト
・33秒で13得点のNBAトレーシーマグレディ
これらの奇跡的なパフォーマンスが、ゾーンに入っていると言われます。
全てがイメージトレーニングからなるもので、プロ選手でイメージトレーニングをしないという人はいません。
自分の技が上手くいく場面、試合の流れ、勝つ場面をイメージすることで、それが現実化するのです。
もし、子供をゾーンに入らせたい親がいるのであれば、成功イメージを伝えるのです。
できっこないではなく、「必ずできる」と伝えます。
次に、3つの成功イメージを紙に書きます。
例)・今大会の試合でフリースローを100%決めている。
・決勝戦で誰にも止めれないドライブで逆転している。
・勝負を決めるシュートを決めている。
など、この3つはすべて達成できます。
がむしゃらに突き進んでも、目標を達成するべき成功イメージがなければ、何もかも中途半端に終わってしまいます。
中途半端だと心から楽しむことは出来ません。 ワクワクすることもなければ夢中になることも出来ないのです。
つまり、ゾーンに入るのは難しいということです。
②緊張とリラックスの状態
ゾーンに入る緊張感は、高すぎず低すぎずです。ほどよい緊張感を保った状態です。
緊張が高まりすぎれば興奮や焦りでミスが発生し、緊張感が低すぎれば注意散漫でやる気が起きないなど、集中が欠ける状態になってしまいます。
しかし、ほどよい緊張感を保つことができれば、最高のパフォーマンスを発揮することができます。
③挑戦にだけ燃える
「バスケは好きですか?」
ここで大事なのは、「バスケが好き」という気持ちです。
ゾーンに入るためには絶対に必要なものがあります。それは、「バスケが好き!楽しい!」ということです。
※フロー理論とは…
楽しさをベースにした理論であり、没頭した状態=フロー状態
楽しさは次々とエネルギーを生み出します。
✖ゾーンに入れない人の特徴✖️
・楽しいと思っていない
・練習をすきだと思っていない
この状態だとすべてのトレーニングが、やらされている状態になります。
逆に、「好き、楽しい」という感情が大きい人ほどゾーンに入りやすくなります。
夢中になるには「好き」という気持ちが必要で、練習の元となるエネルギーを「楽しさ」から持ってきます。
大事なのは、目先のことだけに燃えることです!
実際、チームメイトがゾーンに入ったところを見たことがあり、私も経験したことがあります。
誰もが共通して感じることは、自分ならできるということです。
これは思い込みとかでなく、根拠のない自信です。
ゾーンに入るためのは”思い込み”ではなく、「本当にそうなる」と思っている。という状態なのです。
5.ゾーンに入るトリガー(きっかけ)
〇ゾーンに入トリガーとは…
”気持ちが高まる環境”がある一定に達した時です。
その条件とは...
・絶対に負けられない試合
・延長戦などの接戦の試合
・自分にとってピンチに追い込まれた
そんな時に、ゾーンに入るのです。
6.まとめ
バスケにおいて能力を最大限に発揮するには、自分の技術が「無意識」に使えていることです。
そのような無意識の反応は、反復練習によって出すことが可能です。
つまり、考えないで、最高に集中できていることです。
そして、それ以前に、バスケを好き・楽しいということが一番です!
ネガティブな状態ではゾーンに入れません。 きついトレーニングや練習をしていても、「きつい、疲れた」など、練習からそんなメンタルの人が試合にゾーンに入れるわけがありません。
次に、自分ならできる!ということです。
根拠のない自信でいいんです。
思い込みを超えて本当にできると思うのです。そして、子供のいる親であれば、やればできる子っていうことを口に出して言い続けるのです。嘘ではなく、本当にやればできるのです。
そして、日常生活でもプラス思考でポジティブであることがゾーンに入りやすいのです。
簡単に言うと、言葉と気持ちです。
①前向き ②笑顔 ③感謝の3つです。
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